今日でちょうどジャカルタに移住して1年になります。1年、なんだかんだで経ってしまった。まだ1年と感じるか、それとももう1年と感じるかと聞かれると、まだ1年かというぐらい、濃かった。自分の中で何が変わったのか、正直なところまだよく理解をできていません。でも、この1年はとても長く感じました。移住した日がだいぶ昔に感じます。
右も左もわからず、空港には今も一緒に動いているドライバーがただ一人で待っていて、どう話していいかもわからないし、どんな家に連れて行かれるかも何もわからず、不安と期待が入り混じっていたことは覚えています。
今となっては居心地の良い部屋になりましたが、住み始めた頃は家の周りもわからないし、何をどこでどのように買えばいいのかもさっぱりでした。お金の計算も全然できないし、何を言っているのかもわからない。とにかく自分で動いて、体で覚えていった感じですね。
でもまだまだ知らないこともあるし、行ったことのないところもたくさんあります。この1年は慣れることだけに必死でした。この先、また新しいことを経験するのでしょう。仕事もそうだし、プライベートも同様ですね。
今では普通に買い物もできるし、ジムにも通っているし、バイクタクシーにも電車にも乗れるし、生活に不自由はありません。経験というものはしなければ、わからないことだらけですね。身に染みてわかったこの一年でした。そういう意味では多少は適応できているのでしょうね。
でも、初心を忘れずに、そして謙虚に。これからもそんなことを思いながら、このジャカルタでの日々を過ごしたいです。
まだ1年ですからね、もっともっと長くいる人なんてたくさんいます。異国での生活はストレスもありますが、その分得られるものはたくさんあるでしょう。すべては積み重ねなので、2年目に突入しますので、まだまだいろいろな経験値を積んでいきます。
今日はなんだか少し感慨深くもあります。正直、1年もいられるかなと思っていた自分も多少はいたのですよね。やっぱり生活が合わない、寂しい、東京に帰りたいってなるのではないかなって。でも、なんだかんだで生活をすることはできた。生きることはできた。ただ、全然満足はできていません。もっともっといろんな経験して、五感で体感して、自分の糧にしていきたいです。
そんな今日の1曲は僕のフェイバリットソングの一つを。
A Love Song (Feat. DETERMINATIONS)
もう何度聴いたことか。音楽に救われるということが、あるのかと言われると自信を持って言えるようになったのがこの曲と出会ってからです。それがジャカルタに来てからも、何度も聴いたのがEgo-Wrappin'の「A Love Song」です。今日は気分が乗らない、嫌なことがあったなどなど、ささくれだった日にはこれを聞くと落ち着く。そんな音楽の聴き方も一つなのでしょう。もっといい音楽を聴きたい、だから明日も何とかなるかと前向きになれます。今年もEgo-Wrappin'のライブは何とか行きたいものです。