ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

外国語を学ぶには文化も体感した方がいいとやっと気づく。

前職時代から英語をメールで使うことはあったので、読み書きは抵抗ないのだけど、リスニングとスピーキングはまだまだ全然できていないと痛感させられている日々。移住しても仕事では日本人顧客を相手にすることが多いので、仕事でそこまでインドネシア語はもちろん英語を使う環境にいなかったからだろう。

しかし、昨年末から顧客数が一気に増え、英語での会話をしなければならないシチュエーションも増えたので、英語に触れる時間を増やしている。お互い母国語でない同士なので、まだやりやすくて助かる。インドネシア語に触れる時間も合わせて増やしているが、正直まだビジネスで使うには程遠い。とにかく触れ続けよう。すぐに身に付くものではなく反復しないと。大変だけど、なるべくその時間を確保するような日々になっているため、習慣化が少しずつできてきた気がする。アプリでかんたんに言語を学べるのは素敵だ。

そんなわけで、日本人が全くいない会社とのやり取りも増え、いきなり英語で電話が掛かってくることもしばしば。多少は慣れてきたけど、もっと落ち着くためには英語にもっと触れないとな。

そして、外国人に1人でセールスをするというのも、実はこの数ヶ月で経験している出来事で、もちろんローカルスタッフと共に進めればいいのだけど、営業経験がまったくないスタッフなので、自分がフロントに立たざる得ない。彼の成長はもっとも緊急性の高い任務ではあるけど、通常業務がバタバタしているとどうしても後回しになってしまう。

インドネシアローカル企業の中に当社と長い付き合いをしてきている客がいて、それはそれで有難いのだけど、値引き要求ばかりしてくる。長期的に良好な関係を続けてきたのだから、そのぐらい当たり前だという感じでくるので、ある程度の値引き対応以上はしないと決めて、頑として言うことを聞かなかったら、日本本社までその話がいったらしい。相手の要求をそのまま飲んでしまうと完全に赤字となるので、やれるわけがない。こちらとしてはすでにギリギリの価格を提示している。言っても聞いてくれないので、多少喧嘩腰にこちらもなってしまう。そう説明しているので、まったく怒られることもないのだが、何だかいい気分ではない。

こちらとしても利益がないと事業として成り立たないわけで、ボランティアじゃないのでね。こんなとき、日本語だとどこか母国語だからか言いづらいが、英語だと逆に言いやすくて、思わずキツイ言い方をしていたのかもしれない。だから、伝わり方が悪くて、いい印象を持たれなかったのかもしれない。そこは反省する。

外国語を学ぶには、やはり文化も一緒に学ばないと、実用するには難しいのかもしれない。インドネシア語も相変わらず単語とかんたんな言い回しを繰り返して覚えているけど、そうではなくてもっと溶け込むとさらに上達するし、使いどきや言い方も身体で覚えていくだろう。ローカルスタッフにあれこれ聞ける環境は、とても助かる。

ジャカルタでの生活にも多少は余裕が出てきた気がする。生活も仕事もすべて変えたため、それなりなストレスがかかっていたのだろう。まだまだだなって思うけど、さらにフィットできるようにしていこうと思った。

 

本日の1曲はこちら。


Monolog (feat. Soulroots, Riska Wahyuni)

Listen on Apple Music 

YouTubeで見つけた1曲。 Asaというアーティストで、情報をあまり入手できていないのだけど、まだ出たばかりの人なのかもしれない。とても洗練されたHip/Hopでお洒落。インドネシアのラップは、そこまで聞いてきてないのだけど、メロディも声も好みなので、他の曲も聞いてみよう。

こういうとき、何を言っているのかが聞いてわかるといいな。インドネシア語ももっと触れよう。

 

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